介護老人保護施設とは
介護を必要とする高齢者の尊厳を守り、自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護のケアはもとより、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。利用者お一人お一人の状態や目標に合わせたケアサービスを、医師をはじめとする専門スタッフが行い、夜間でも安心できる体制を整えています。
また、“さんぽ”では、各医療・行政などの関係機関や地域の方々との連携・協力を強化し、様々なご相談や事案に対応しています。
入 所
介護老人保健施設をご利用いただける方は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の方で、リハビリテーションを必要とされる方です。
1日の流れ
6:00 | 8:00 | 9:00 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 13:00 | 15:00 | 18:00 | 21:00 |
起床 | 朝食 | 検温 | 入浴 | リハビリ | 昼食 | 余暇活動 | おやつ | 夕食 | 就寝 |
ご利用までの流れ
- 1.お問い合わせ
申し込み - お電話でお申し出のうえ、施設へお越しいただき、ご相談・施設見学。申し込み頂きます。
- 2.病状調査
- ご本人様にお会いして心身両面での状態を確認し、主治医より診療情報提供書(紹介状)を頂きます。
- 3.入所判定
- 医療。内服状況、心身両面での状況を見て、施設での受け入れが可能かどうか判断致します。
- 4.入所待機
- 受け入れ可の判定でも、空床次第ではお待ち頂くことになります。
- 5.利用契約
- 利用契約を結び、詳細な打ち合わせ・日程の調整を行います。
- 6.ご利用開始
- 利用開始日には施設長より病状説明や、介護支援専門員(ケアマネジャー)からケアプラン(施設での日常生活計画書)についての説明をいたします。
年間行事予定
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
花見 | さんぽ祭り | 青空ランチ | 七夕会 | 家族会 | 敬老会 |
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
運動会 | 紅葉会 | クリスマス会 | 新年を祝う会 | 節分会 | 桜の会 |
・日常生活の活性化や交流を目的に、季節を体験して頂き、楽しみや喜びを味わいながら笑顔で過ごしてもらえますよう、職員一同、一致団結して一生懸命取り組んでいます。
・毎月、お誕生会や買い物など外出の機会を提供し、気分転換を図ります。
・各ボランティア団体や幼稚園児などの方々をお招きしています。
お食事
管理栄養士が栄養バランスを考慮し、旬の食材を生かしたメニュー作りを行っております。
また、行事食なども取り入れ、楽しい食事の時間を過ごして頂きたいと考えています。
身体状況に応じた療養食や食事形態の検討、管理栄養士による指導や評価を行いながら健康維持や誤嚥防止を図っています。
リハビリテーション
介護保険サービスの施設の中で唯一リハビリテーションの専門職である理学療法士や作業療法士の配置が義務付けてある介護老人保健施設では、個別のケアプランに基づいて理学療法・作業療法などのリハビリに加え、自宅に復帰した際に自立した日常生活を送れるように車イスの乗り方や歩行器・手すりを使っての移動訓練なども行なっています。
また、2006年から新たなリハビリテーションのひとつとして認知症患者向けの「認知症短期集中リハビリテーション」の提供も始めています。当初は軽度患者のみだった対象も、2009年には中等度・重度患者にも対象が広げられ、認知症中核症状およびBPSD(認知症の行動・心理症状)改善に向けたリハビリが受けられるようになっています。
短期入所
ご家族の都合などでご家庭でのお世話が一時的に出来ない場合(冠婚葬祭・病気・介護疲れ等)に要支援1・2と要介護1~5の方がご利用頂けます。
利用中のサービスの提供は入所と同様です。
施設概要
開設年月日 | 平成8年10月1日 |
入所定員 | 80名(うち認知症専門棟 40名) 短期入所を含む |
療養室 | 個室:9部屋 2人室:2部屋 3人室:1部屋 4人室:16部屋 |
職員体制 | 医師、看護師、准看護師、薬剤師、介護福祉士、介護士 理学療法士、作業療法士、介護支援専門員、支援相談員 管理栄養士、調理員、事務職員 |
協力医療機関 | 三池病院、杉循環器科内科病院、永田整形外科病院 等 |
詳しいお問い合わせ
TEL 0944-53-1001(代)
FAX 0944-53-4922
〒837-0921 大牟田市大字三池866番地
医療法人 冨松記念会
介護老人保健施設「さんぽ」