4階病棟(精神科療養病棟)あおぞら病棟

当病棟は、男女混合の開放病棟です。
中長期の入院患者様を対象に日常生活の援助を行っており、薬物療法、精神療法、作業療法、レクリエーション療法、社会生活技能訓練などを行いチーム医療で社会復帰を促しています。安心して療養生活を送れるようにスタッフが思いやりをもち、患者様一人一人のニードに合わせた関わりを実践しています。退院支援の一環として、PSミーティングを行っています。
主な内容としては

(1)服薬自己管理
お薬を病棟管理から、1日分のお薬を自己管理することから始め、段階的に期間を長くして行き、最終的には長期の服薬自己管理ができるように援助してまいります。
服薬の必要性についても十分説明し、理解して頂いております。
(2)金銭管理
お小遣いという形で現金をお渡して、入院生活の中で必要な日用品や嗜好品を購入して頂いています。決まった金額の中で上手くやりくりができるように援助していきます。1週間分から始め、最終的には1ヶ月分の金銭管理ができるようにしていきます。
(3)行動責任レベル
開放病棟ですので、病院内は自由に行動できますが、職員同伴での外出、患者様同士での外出、そして単独での外出という形で行動制限を徐々に緩和して行き社会と関わる機会を増やしていきます。

※ これらはPSミーティングを行い、患者様、主治医、スタッフと共に決定されます。

入院中より、ご家族との連絡・調整を行い退院後の住居(自宅、公営住宅、グループホーム等の施設など)の相談・支援を行い、退院後の支援サービス(訪問看護、デイケアなど)のご案内も行っています。